ドコモメールでローカルからクラウドへコピーする際のコツ

基本的には、下記参考ページの通りに行えばクラウドへのコピーは可能であるが、実際に私が行った際に遭遇した問題点と回避策を挙げておく。

  • ThunderbirdIMAPアクセスする場合、直接emlファイルをエクスプローラからIMAPフォルダにコピーすると、ドコモメールアプリから見た時のメールの受信日時がコピーした時の時刻になってしまう。*1一旦適当なThunderbirdのローカルのフォルダにインポートして、そこからIMAPフォルダへコピーすると回避できる。
  • ドコモのサーバーの不安定、高負荷が原因でコピーの途中で接続を拒否されることがあるようだ。日によっては300通くらいコピーした時点で認証エラーが発生したり、酷いときには完全にアクセスできなくなったり。失敗した場合は時間をずらす、小分けしてコピーする、リトライ機構を備えたローカル→IMAPコピースクリプトを自作するなどの回避策が必要。私の場合は、別の日にコピーを行うと1000通以上メールコピーに成功した。

備考

ちなみに、ドコモメールアプリの不要になった「ローカル」タブは、「ローカルデータの全削除」で消える。

ドコモメール操作ガイド Android版

ローカルメールビューアは、[メール設定]→[詳細設定]→[ローカルデータ消去]によりローカルメールをすべて削除した場合のみ、非表示となります。

*1:Thunderbirdから見た場合は問題ない。どうやらIMAP上のメールは送信日時・受信日時の他に別の日時を持っているらしく、その日時がサーバコピー時の時刻となってしまい、しかもドコモメールアプリはそれを参照してしまうという感じか。http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/netpro09/imap4-fetch.html の「INTERNALDATE」と思われる。