仮想マシン上のLinux(RHEL系)でRARPを使うときの注意点
個人的に嵌まった点をメモ。
- IPアドレスを設定したい機器を(スイッチ経由なり直結なりで)ホストPCにつなぐわけだが、そのつないだNICとブリッジした仮想NICを設定する。
- 以前TFTPサーバを使っていた場合、rarpd -e としないと、リクエストが来てもレスポンスを返さない場合がある。ブートイメージを返そうとして返すべきイメージが存在しない場合にそう動くようだ。
- ethersに直接MACアドレスとIPアドレスを紐付けて書くだけでよい。hostsは必要なら用意する、といった程度。IPアドレスを振るだけならわざわざhostsに書く必要はないと思う。
- /var/log/messages を確認すること。リクエストすらログに書かれていない場合は、L2レベルでの疎通を疑う。リクエストがログに書かれていてレスポンスが書かれていない場合はrarpのオプション、ethersの記述を疑う。レスポンスが書かれていて正しくIPアドレスが振られない場合はパケットキャプチャでもしてみる。
- IPレベルの話では無いので、仮想NICに割り当てるIPアドレスは適当でも良さそうだと思ったが、割り当てようとするIPアドレスと同一サブネットにしないとうまく割り当てられない。
- ethersを編集してもrarpdを再起動する必要は無い。