地方のタクシーにおけるキャッシュレス

地方のタクシーで連続してキャッシュレス決済する機会があったのでメモ。


①クレジット決済
運転手が端末(タブレット+カードリーダー)の準備をする(1分)。
決済操作をするも、時間がかかった挙句タイムアウト(1分)。
再試行すると決済完了したが、レシート用紙が切れてて印字できず。しかもそのことに運転手が気付いてくれず、エラーメッセージを見た私が「用紙切れてませんか?」と声をかけてやっと気づいてくれたが、替えの用紙はなかったようで、結局レシートはもらえず。
1回目の決済がエラーになってて二重で決済が完了した疑いもあるので仕方なくタブレットの売上完了メッセージを写真に撮って控えとした。(5分) 

②PayPay決済
クレジット決済をしようとしたら「クレジットですか!?」という反応をされたので、前回の記憶が蘇り、「もしかしてPayPayの方が楽ですか?」と聞いたところ、そうして欲しいと言われたのでPayPayで決済した。MPMタイプのQR決済は初めてだったし、PayPayで支払う準備をしておらずアプリの起動をするところから始めたが、事前にある程度調べてたこともありスムーズに決済完了。(1分)
ただ、自分で決済金額を入力するのが非常にプレッシャーがあった。間違った場合取り消しはできるだろうけど、その操作を運転手がスムーズにできるとも思えないし。 

 

n=1×2のサンプル数(しかもクレジットの方はイレギュラーな事例)ではあるが、クレジット決済7分程度vsPayPay 1分程度と、PayPayの圧勝に終わった。PayPay(MPM)の場合、自分で決済操作するので、例え多少時間がかかったとしても利用者自身の体感時間やストレスはあまり感じない。店のレジで待っている後続客からしたら決済に1分掛かってたらイライラするだろうけどタクシーならそういうプレッシャーもないし。 

「決済金額を客が入力するのは駄目だろう」と以前は思ってたけど、店員が決済金額を入力するのも信頼性としては大して変わらないし(悪意のある店員や不慣れな店員が間違った金額を決済しようとしても客が気を付けなければそのまま決済されてしまうだけ)、重要なのは金額を店員、客双方がチェックすることなんだろうな。